📌 この記事でわかること
- 退職金が当てにならない3つの理由(最新データ付き)
- 夫婦/単身別 老後に本当に必要な金額
- 20代/30代/40代/50代別 月額積立シミュレーション
- 月3万円積立で30年後2,500万円を作る具体的手順
⚡ 結論サマリー
40歳から月3万円をNISAで全世界株インデックスに積立すれば、年5%運用で30年後に約2,500万円。退職金ゼロ前提でも老後資金は自分で作れます。動き出すまでが最大のハードル、自動化すれば意思力ゼロで継続可能。
「退職金で老後は安泰」
──40代会社員のあなた、まだそう思っていませんか?
結論から言うと、退職金だけを当てにする時代は完全に終わりました。大企業でさえ「退職金制度の縮小・廃止」が進み、中小企業では「もともと退職金制度がない」会社も少なくありません。
僕自身、40代に入ってから本気で「老後のお金」を試算した時、退職金期待値の薄さに愕然としました。そこで始めたのが “自分年金”──月3万円から自分で作る、現実的な老後資金の積み立てです。
この記事では、退職金が当てにならない理由と、月3万円の積立てで作れる現実的な”自分年金”プランを実体験ベースで解説します。
⚠️ この記事は投資助言ではありません
あくまで個人の体験と現在の運用方針です。投資は必ずご自身の責任でお願いします。
退職金が「当てにならない」3つの理由
① 退職金額は年々減り続けている
厚生労働省の調査によれば、大卒・大企業の退職金(定年)は 30年前の約2,500万円から、現在は約2,000万円弱まで減少。中小企業では1,000万円を下回る企業も多く、退職金ゼロの会社さえあります。
② 早期退職・転職リスクで満額もらえない
「定年まで同じ会社にいる」前提が崩壊している今、転職・早期退職をすれば退職金は大きく目減りします。40代以降のキャリア変化も当たり前の時代、退職金頼みは危険です。
③ 公的年金も削減トレンド
公的年金の支給開始年齢は段階的に引き上げられ、支給額もマクロ経済スライドで実質目減り中。「年金+退職金で老後安泰」は完全に過去の物語です。
老後資金の現実|本当に必要な額
「老後2,000万円問題」は記憶に新しいですが、これは夫婦2人世帯・年金ありの最低ラインの試算。実態はもう少し厳しめに見るべきです。
| 世帯 | 年金月額 | 生活費月額 | 不足月額 | 30年で必要 |
|---|---|---|---|---|
| 夫婦2人 | 22万円 | 28万円 | ▲6万円 | 約2,160万円 |
| 単身 | 14万円 | 18万円 | ▲4万円 | 約1,440万円 |
つまり夫婦で約2,160万円、単身でも約1,440万円は、年金以外に自分で準備する必要があります。退職金が1,000万円としても、なお1,000万円超の不足です。
月3万円で作る “自分年金” の現実的プラン
結論:NISAで月3万円積立→年5%運用で30年後 約2,500万円
40歳から70歳までの30年間、月3万円をNISAで全世界株インデックスに積み立て、年平均5%で運用できれば、複利の力で 約2,500万円 に成長します。
| 期間 | 月3万円積立 | 運用利回り | 最終金額 |
|---|---|---|---|
| 20年(40→60歳) | 元本720万円 | 年5% | 約1,233万円 |
| 25年(40→65歳) | 元本900万円 | 年5% | 約1,786万円 |
| 30年(40→70歳) | 元本1,080万円 | 年5% | 約2,498万円 |
元本1,080万円が、複利のおかげで 2,500万円超 に。これだけで老後の不足分はほぼ全額カバーできます。
“自分年金” を始める3ステップ
STEP 1:NISA口座を開く(無料・10分)
楽天証券かSBI証券でNISA口座を開設。ネット完結、手数料無料。「迷う時間が一番もったいない」──このシンプルな事実が、僕がNISAを語る時の核心です。
STEP 2:月3万円を自動引き落としに設定
給料日翌日に自動で引き落とし→積立てを設定。「自動化=意思力ゼロで続く」。これが続く唯一のコツです。
STEP 3:投資先は「全世界株インデックス」1本
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)など、低コストの全世界インデックス1本でOK。銘柄選び不要、考えない、忘れる。これが最強。
👉 詳しくは:NISA活用術|30代会社員が実践する高配当株×インデックス投資
月3万円が出せない人へ|固定費から捻出
「月3万円なんて余裕がない」と感じる方も多いはず。でも、固定費の見直しで月3万円は意外と簡単に捻出できます。
- 携帯:大手キャリア→格安SIM = 月5,000〜8,000円減
- 保険:不要な保険解約 = 月5,000〜15,000円減
- サブスク棚卸し = 月3,000〜10,000円減
- 水道光熱費の電力会社見直し = 月2,000〜5,000円減
👉 実体験:固定費の見直しで月11万円削減した方法
退職金は “ボーナス” 扱い|期待しない設計が安全
僕の今の老後設計は 「退職金はゼロ前提」。もしもらえたら全額NISAに追加投入する”ボーナス”扱いです。
こうしておけば、退職金が予想を下回っても焦らない。逆に予想を超えればさらに余裕。“最悪を想定して、ベストを願う” が老後資金設計の鉄則です。
世代別 月額積立シミュレーション(年利5%)
「あなたは何歳から始めて、月いくら必要?」を一発で確認できる早見表です。65歳までに 2,000万円 を作る場合:
| 開始年齢 | 積立期間 | 必要月額 | 元本累計 | 運用益 |
|---|---|---|---|---|
| 25歳 | 40年 | 約1.3万円 | 624万円 | +1,376万円 |
| 35歳 | 30年 | 約2.4万円 | 864万円 | +1,136万円 |
| 40歳 | 25年 | 約3.4万円 | 1,020万円 | +980万円 |
| 45歳 | 20年 | 約4.9万円 | 1,176万円 | +824万円 |
| 50歳 | 15年 | 約7.5万円 | 1,350万円 | +650万円 |
このシミュレーションでわかる重要なこと:遅く始めるほど必要月額が爆増する。25歳と50歳では月額が約6倍違う。“今すぐ始める”こそ最強のリターンです。
💼 “自分年金”を今日から始める3ステップ
①NISA口座を開設(無料) → ②月3万円の積立を設定 → ③全世界株インデックス1本
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まとめ|40代から始めれば、まだ間に合う
「もう40代だから遅い」と感じるかもしれませんが、40歳スタートでも30年積立で2,500万円──十分間に合います。むしろ、50代になって「やっぱり始めればよかった」と後悔する人ばかり。
大事なのは「明日から」ではなく「今日のうちに口座開設」。動き出すまでが最大のハードル、動き出してしまえばあとは自動化で淡々と続くだけです。
コンプレックスなんて早く解消して、他人の人生ではなく自分の人生を歩み始めましょー!!
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よくある質問(実体験ベース)
Q1. 退職金、本当に「当てにならない」?
A. 私の会社は制度はあるが「業績連動型」で年々減額。20年前の同職位の先輩は2,000万円もらっていたのに、今40代の私の予定額は800万円台です。さらに転職すると勤続年数リセットで大幅減額。「終身雇用+退職金1本」のモデルが崩れている前提で、自分年金を作る必要があると痛感しました。
Q2. 月3万円・新NISA×iDeCoの内訳は?
A. 私の場合は新NISA 月2万円(オルカン)+ iDeCo 月1万円(オルカン)の組み合わせ。NISAは流動性確保、iDeCoは所得控除メリットを取りに行くポジション。40歳開始で65歳まで25年・年利5%想定なら、合計で約1,800万円になる計算。退職金+自分年金で「老後2,000万円問題」をクリアする設計です。
Q3. iDeCoは60歳まで引き出せないけど、本当に大丈夫?
A. 「流動性ゼロ」のデメリットは事実、でも「強制ロック」のメリットが上回ると私は判断。NISAは緊急時に取り崩せてしまうが、iDeCoは絶対無理。「老後資金として絶対使わないお金」を作るには最強の制度です。月1万円なら手取りに大きく響かないので、続けやすい金額として設定しています。
Q4. 40代から始めて、本当に老後2,000万円作れる?
A. 月5万円・年利5%・25年で約2,900万円。月3万円でも約1,800万円。「20代から始めないと無理」は嘘で、40代でも全然間に合います。ただし「続けること」が絶対条件。リーマンショック級の暴落でも積立を止めず、雨の日も淡々と続ける。これができれば40代スタートでも勝てます。
Q5. 老後資金以外に、40代のうちに準備すべきお金は?
A. 「生活防衛資金」「子の教育資金」「親の介護費用予備」の3つ。私の場合は生活防衛資金150万円(生活費6か月分)を現金で確保、子の教育資金は学資保険ではなく新NISAの一部、親の介護予備として50万円を別口座にプール。老後資金一本に絞らず、3層構造にするのが40代の現実的な備えです。


