こんにちは。凡人ミナミです😊
低学歴、能天気、面倒くさがり、楽観的、でも行動力は少し高い“あほ”な成人(オス)です。
このブログでは“あほ”なりに現状を良くするべく、日々の行動や学びをあげています。
何か参考になることがあれば嬉しいです😆
ナヴァル・ラヴィカントは言った。
「日に1〜2時間の読書をすれば世界のトップ0.00001%に入る。」
っと
マジっっ⁉️ じゃー読むっ(&聴く)‼️
ということで、
“有象無象の凡人” → “世界のトップ0.00001%”
を目指して毎日、本を読んで(&聞いて)みる!
今回読んだ本はコチラ☝️
『Z世代化する社会 お客様になっていく若者たち』
人はなぜこんなに区別したがるんだろう? と、よく感じます。
血液型、星座、性別、年齢・世代、学歴…いろいろラベルはありますが、それだけで人生が決まるわけでもないですよね😅
ちなみに私は、血液型を一発で当てられたことがありません。
「へー意外!」と言われますが、そもそも人間を4パターンに分けて語ろうとすること自体、あまりピンとこないタイプです。
同じように、「○○世代」と人を区切るのも本当は好きではありません。
そうは言いつつ、この書籍のタイトルを見たとき、「ちょっと気になる…」と手に取っていました。
「最近の若者は…」で片づけるのではなく、その裏側にある社会の仕組みまで、一緒に考えさせられる一冊でした。
- 「最近の若者は…」というセリフにモヤっとする人に刺さるテーマ
- Z世代の行動の裏にある「社会の構造」に光を当てる視点
- 若者を通して、大人側の「当たり前」も見直したくなる内容
若者の“不可解さ”ではなく、そこに映る社会のあり方を一緒に見ていこう、というスタンスが全編を通して貫かれています。
★因みの話:X世代・Y世代・Z世代をざっくり整理
本題に入る前に、本書でも扱われる「世代」について、ごくざっくり整理しておきます。
X世代(1965年頃〜1980年頃)
独立志向が強く、テレビ・カセット・ビデオなどのアナログ文化と、PCなどデジタル技術の過渡期を経験。仕事と生活のバランスを少しずつ意識し始めた世代。
Y世代(ミレニアル世代/1981年頃〜1995年頃)
インターネットが普及した初期に育った「デジタルパイオニア」。楽観的でグローバル志向、多様性を重視する人が多いと言われます。
Z世代(1996年頃〜2010年頃)
スマートフォン・SNSが当たり前の「真のデジタルネイティブ」。
タイパ(時間効率)を大事にし、多様な価値観を尊重しつつも、堅実で安定志向な面も強い世代です。
世代ラベルはあくまで「ざっくり傾向」を見るためのもの。
本書は、このZ世代を入り口にしつつ、社会全体が“Z世代化”しているのでは?という視点を投げかけてきます。
この本はこんな人に読んでほしい🤗
✅Z世代とのコミュニケーションに悩むビジネスパーソン(上司・管理職)
✅Z世代を顧客とする企業やマーケティング担当者
✅Z世代を指導・教育する立場にある人々(大学・学校教員、教育関係者)
✅現代社会の構造や変化に関心がある幅広い読者
✅Z世代の当事者(若者自身)
「若者について知りたい本」というより、若者を通して「今の社会」を知るためのレンズをくれる本だと感じました。
📕本の基本情報📕
- 書名:Z世代化する社会 お客様になっていく若者たち
- 著者:舟津 昌平
- 出版社/出版年:東洋経済新報社/2024年
- ジャンル:ビジネス・社会学・世代論
要点と気づき・刺さった理由🤔✨
1|「最近の子は…」と切り離すほど、本体が見えなくなる
本書には、次のような趣旨の一節があります。
――Z世代の不可解さを追いかけることは、実は私たち大人自身の「当たり前」がどんな装置に作られているかを覗き込む行為でもある。
なぜ印象に残ったか:
若者を観察しているつもりが、実は「自分たち大人の価値観」も丸見えになっている、というところにハッとしました。
「最近の子は」と言いたくなったときほど、自分の前提や育ってきた環境を振り返るチャンスかもしれません。
若者を鏡にして、自分の当たり前も見直していきたい一節です。
2|「ぬるま湯の監視社会」と、いい子でいられない職場
SNSと大学と友達が絡み合った「ぬるま湯の監視社会」で育つと、黙って座っているだけの“いい子”でも何とか生き延びられます。
しかし職場では、その均衡はあっさり壊れ、「いい子のままではいられない現実」に直面します。
なぜ印象に残ったか:
「黙って座っている=良いこと」とされる場から、急に「自分で動かないと評価されない」職場に出るギャップ。
その戸惑いは、Z世代だけの問題ではなく、受け入れる側の設計にも原因があると気づかされました。
「主体性がない若者だ」と嘆く前に、場のルールや評価軸をどう伝えているか、大人側も見直す必要があると感じました。
3|推し活も就活も、裏側で燃えているのは“不安”
推し活も就活も、表のテーマは「夢」や「成長」ですが、裏側に流れているのは不安という強力な燃料です。「自分だけ遅れるかも」という小さなざわめきが、時間とお金の配分を大きく歪めていくプロセスを、私たちはもっと自覚的に見つめ直す必要があります。
なぜ印象に残ったか:
「好きだからやっている」「前向きな自己投資」と見える行動の裏に、実は大きな不安が隠れている。就活も推し活も、“不安ビジネス”に飲まれやすい時代なんだとスッと腑に落ちました。これは若者だけでなく、大人の資格取得・投資・副業ブームにも通じる話だと感じます。
4|「アンチは無視でOK」では回らない、リアルな世界
インフルエンサーが教える「アンチは無視でOK」という世界観は、マーケティングの論理としては正しいかもしれません。
しかし現実の職場や家庭では、耳の痛い一言こそ自分を助けてくれることがあります。すべてをアンチと切り捨てるには、世界はあまりに複雑です。
なぜ印象に残ったか:
SNSでは「嫌な人はブロックでOK」というシンプルなルールが広まっていますが、現実世界はそうはいきません。
「耳の痛い言葉」を全部アンチ認定しないことが、自分を成長させるカギだと改めて思いました。
特に上司や先輩からのフィードバックをどう受け止めるか、Z世代と大人の双方に問いを投げかける一節だと感じます。
5|「平均より少し上」を探すZ世代と、揺れる“普通”の基準
Z世代の多くは、頂点を目指さない代わりに「平均より少し上の、ほどよい場所」を緻密に探しています。
その感覚は逃げではなく、過度な競争から身を守る知恵でもあります。ただし「普通」の基準がSNSで狂いやすい時代だからこそ、自分なりの物差しを持つことが欠かせません。
なぜ印象に残ったか:
「ほどよい場所」を探すのは怠けではなく、むしろ賢い生存戦略。ただし、SNSの中の“普通”に流されると、いつの間にか心もお金もすり減ってしまう。自分の物差しを持つことの大切さを、あらためて考えさせられました。これは世代を問わず、今を生きる全員の課題だと思います。
学んだ内容を即実践に🤼♀️
ここからは、本書の示唆をもとに「今日からできる具体的なアクション」を整理してみます。
① Z世代理解のための観察フロー(保護者・教員・上司向け)
Z世代の“中身”や性格をいきなり評価する前に、まずは環境を観察するフローです。
- 個人の性格より先に「SNSの使い方」「大学/学校での過ごし方」「友達との距離感」を聞き取る。
- 「監視されることへの抵抗感」「自己満アカウント」「ストーリー中心か」など、安心の置き方を観察する。
- 授業や仕事場面で「まず友達を見る/スマホを見る」瞬間をメモし、友達依存の度合いを把握する。
- 注意や指導をする際は、いきなり本人論に入らず、「環境側の構造(授業設計・評価制度・SNS文化)」も一緒に言語化する。
- 「あなた一人だけの考えを聞きたい」と明示し、友達やSNSから一歩距離を置く対話の場を定期的に作る。
② 「いい子症候群」の共犯を崩す授業・研修設計フロー
「黙って座っている=いい子」という共犯関係を崩し、能動性を評価するための工夫です。
- 自分の場が「黙って座っていれば成立してしまう設計」になっていないかを点検する(発問回数・参加の仕方など)。
- 最初に「黙って座っている=安全/高評価」ではないことを明言し、発言・質問・失敗を歓迎するルールを共有する。
- 1コマに1回は「正解のない問い」について、個人で書いてからグループで共有する時間を必ず挟む。
- 「静かにしていた人」を褒めるのではなく、「試行錯誤や発言をした人」を具体的にフィードバックで称賛する。
- 学期末や研修後に「自分から動いた回数」「質問した回数」を振り返らせ、評価軸を「能動性」に寄せる。
③ 不安ビジネスに飲み込まれないためのセルフチェックリスト
不安を燃料にした商品・サービスに振り回されないための、自分用チェックリストです。
- その商品・サービスを「買わなかったときの最悪ケース」を具体的な事実レベルで書き出す。
- 「友達」「みんな」「世間」という主語ばかりになっていないか確認する(なっていたら一度立ち止まる)。
- 「もし~だったら」がどれくらい起こり得るか、過去の自分や身近な人の実例と照らして考える。
- 「今すぐ」「限定」「乗り遅れる」といった言葉が強く使われていないか広告文をチェックする。
- 一晩寝かせても同じ不安を感じるか、翌日も買いたいと思うかを確かめてから判断する。
④ 推し活・課金との距離を整える3ステップ
推し活を「楽しい趣味」として続けるための、シンプルな整え方です。
- 推し活に使っている「月額の金額」と「時間」を具体的な数字で書き出す。
- 「推し以外に、同じだけ投資したら自分の将来に効きそうなもの」を3つ挙げ、配分を見直す。
- 「この金額を失っても後悔しないライン」をあらかじめ決め、その範囲内で楽しむマイルールを作る。
⑤ 職場で「アンチアンチ」ではなく、建設的フィードバック文化を育てる手順
SNS的な「アンチは全部ブロック」とは違う、リアルなフィードバック文化を育てるステップです。
- 上司・先輩側が「批判ではなく、仕事を良くするためのフィードバック」というフレーズを何度も明示する。
- 指摘時に「人格ではなく行動に絞る」「改善の具体案をセットで伝える」を徹底する。
- 若手に「これは攻撃ではなく、あなたの味方として言っている」と伝えた上で、どんな意図で言っているかを開示する。
- 若手側には「アンチ判定」をする前に、①相手の期待 ②自分にとってのメリット、の2点を書き出して整理してもらう。
- 双方で「言いにくいことを言えた経験」を共有し合い、フィードバックを“勇気の行為”として評価する文化をつくる。
改めて、こんな人に読んでほしい🤗
実践ポイントも踏まえつつ、「この本を特に届けたい人」を改めて整理します。
✅Z世代とのコミュニケーションに悩むビジネスパーソン(上司・管理職)
若者と接するしんどさを、単なる「価値観の違い」ではなく、社会構造もふくめて整理してくれる一冊です。
読むことで、Z世代の部下や後輩の「なぜそうするのか」「何を考えているのか」が見えやすくなり、指導や声かけの言葉が変わっていきます。
✅Z世代を顧客とする企業やマーケティング担当者
第2章では「消費の主役としてのZ世代」が、ビジネスの論理やインフルエンサーの影響を受けながら、どのようにお金と時間を使っているかが描かれます。
表面的な流行ではなく、Z世代の消費行動やトレンドの“芯”をつかみたい人にとって、企画のヒント帳のような一冊です。
✅Z世代を指導・教育する立場にある人々(大学・学校教員、教育関係者)
著者自身が大学教員であり、Z世代の学生たちと日々向き合っているからこそのリアルな視点が詰まっています。
「いい子症候群」や「お客様化」といったキーワードを通じて、教育現場で起きている具体的な問題の構造を理解でき、授業づくりや面談の組み立てにすぐ活かせる内容です。
✅現代社会の構造や変化に関心がある幅広い読者
若者だけでなく、「若者を取り巻く社会」そのものを解きほぐしてくれるのがこの本の大きな魅力です。
Z世代という鏡を通して、監視社会化やビジネス化など、今の日本社会が抱える構造的な変化を知りたい人にぴったりです。
✅Z世代の当事者(若者自身)
本書は大人向けでありつつ、「若者自身が読んでも面白いように」と書かれており、実際にZ世代の声も紹介されています。
自分たちの行動がなぜそうなっているのか/社会からどう見られているのかを客観的に知ることで、これからの働き方や生き方を考えるヒントになります。
最後に——“あほ”より、感謝を込めて🥹
著者は、一見「理解しがたい」「やばい」と言われがちな若者の行動は、若者本人が悪いのではなく、社会の構造がそう振る舞わせている部分が大きいと指摘します。
タイトル『Z世代化する社会』には、若者の特異な行動を通じて、社会の不都合な真実が露呈しているという警鐘が込められているように感じました。
不安をあおるコンプレックス商売や、メディア・SNSでの有名人叩きばかり見ていると、気持ちはどんどん暗くなる。
でも、その情報環境を選んでいるのは、ほかでもない自分自身!
SNSは、自分が検索したり眺めたりしている情報に似たものを、どんどんおすすめしてくる仕組みです。
狭い世界の中でマウントを取り合っていると、視野も気持ちもどんどん固まってしまいます。
だからこそ、一度スマホから目を離して、本を読みましょー😆
書籍には知らない世界がいっぱいあります😁 若者を見る目も、自分の生き方も、少しずつ柔らかくアップデートされていくはずです。
- 若者の行動だけでなく、その背後にある社会の構造をセットで見る。
- 「最近の若者は…」と言いたくなったら、自分の前提も一緒に点検する。
- 不安や怒りを煽る情報ばかりでなく、本から“別の世界線”を取り入れてみる。
本書も、考えさせられる内容がぎゅっと詰まった一冊でした。ぜひ皆さんも手に取ってみてください。
このブログを読んでいただいた方々が、ビジネスでもプライベートでも人生が好転する一助になれば嬉しいです😊
コメントや「いいね」で応援いただけると、今後の記事づくりの励みになります😆
終わりに、
私がバイブルにしている書籍の一節を添えておきます。
「正直であることを、私は本当に大切にしている。
ネガティブなことや嫌なことをわざわざやろうと思わない。」
――『THE ALMANACK OF NAVAL RAVIKANT』より
👋👋それでは、また👋👋


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